popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2016年12月に読んだ本①

1)

 

2)

アメリカのデータでは、一般人口の2%、精神科外来患者の11%、入院患者の19%。青年期に多く、若い年齢層の割合が多い。女性は男性の約4倍。根本的な問題が、愛情や関心への強い飢餓体験に根差している」

「生きづらさを生きやすさに変えていくためには、実は周囲の状況を変えていくのではなく、自分自身の受け止め方を変えていくことが、最も重要なのである」

「その人の人生の主体と責任はその人にあるということである。結局、その人の責任で決断し、行動することでしか、本当の改善は起こらないのである」

「子どもは親の行動を見て、行動スタイルや考え方を学ぶ。本人に改善を求めていくためには、親がまず手本を見せる心構えで、穏やかで冷静な態度を保つことが求められる。親が少し変わるだけで、子どもはその何倍も変わっていく」

 

3)

 

4)

 

5)

「悟りを開くチャンスがある唯一の境涯・人間に私を生ませてくれた。そして私が一人立ちできるまで、死なないように必死で守って保護して育て上げてくれた、その大恩ある父を殺すこと母を殺すことは、どうにも償いようのない大罪なのです」

「預流果に悟る第一の方法は、光速で刹那ごとに変化生滅し続ける現象を「確かに滅した。無常だ」と自分で発見することです」

「集中して観察・確認し続けることによって、観察が現象の生滅に追いつくほどピッタリと鋭くなったら、生じた現象の滅する瞬間を捉えることができます。そうすると、あると思っていた現象や、自分自身さえも、「本当は確固たる実体ではなく刹那滅する現象に過ぎなかった」と、自分で「体験」して理解して納得してしまいます。それが「諸行無常」の真理を見て、得て、発見して、悟入することなのです」

 

2016年12月に読んだ本①

1)

 

2)

「アメリカのデータでは、一般人口の2%、精神科外来患者の11%、入院患者の19%。青年期に多く、若い年齢層の割合が多い。女性は男性の約4倍。根本的な問題が、愛情や関心への強い飢餓体験に根差している」
「生きづらさを生きやすさに変えていくためには、実は周囲の状況を変えていくのではなく、自分自身の受け止め方を変えていくことが、最も重要なのである」
「その人の人生の主体と責任はその人にあるということである。結局、その人の責任で決断し、行動することでしか、本当の改善は起こらないのである」
「子どもは親の行動を見て、行動スタイルや考え方を学ぶ。本人に改善を求めていくためには、親がまず手本を見せる心構えで、穏やかで冷静な態度を保つことが求められる。親が少し変わるだけで、子どもはその何倍も変わっていく」
 
3)

 

4)

 

5)

「悟りを開くチャンスがある唯一の境涯・人間に私を生ませてくれた。そして私が一人立ちできるまで、死なないように必死で守って保護して育て上げてくれた、その大恩ある父を殺すこと母を殺すことは、どうにも償いようのない大罪なのです」

「預流果に悟る第一の方法は、光速で刹那ごとに変化生滅し続ける現象を「確かに滅した。無常だ」と自分で発見することです」

「集中して観察・確認し続けることによって、観察が現象の生滅に追いつくほどピッタリと鋭くなったら、生じた現象の滅する瞬間を捉えることができます。そうすると、あると思っていた現象や、自分自身さえも、「本当は確固たる実体ではなく刹那滅する現象に過ぎなかった」と、自分で「体験」して理解して納得してしまいます。それが「諸行無常」の真理を見て、得て、発見して、悟入することなのです」

 

慢性閉塞性肺疾患対象者に対する運動療法の最前線

小林茂慢性閉塞性肺疾患対象者に対する運動療法の最前線、理学療法学43(5)、2016

 

慢性閉塞性肺疾患:Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPDの定義>

・タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症疾患。

・呼吸機能検査で正常に復することない気流閉塞を示す。

・気流閉塞は末梢気道病変と気腫病変が様々な割合で複合的に作用することによって起こり、 進行性である。

・臨床的には徐々に生じる体動時の呼吸困難や慢性の咳、痰を特徴とするが、これらの症状が乏しことがある(COPDガイドライン-2013)。

 

身体活動量>

身体活動性を向上させることが重要。

COPD対象者は低活動で、生命予後との関係がもっとも強い(Vase-2014)。

身体活動量を維持、改善することが予後に関係(Crcia-Aymerich-2006)。

・高活動群は他群に比べて予後が良好で、死亡原因にもっとも高いリスク要因は身体活動量(Waschki-2011)。

 

運動療法:目的-効果>

・不活動性の悪循環を止めるとともに、心肺機能と低下した末梢組織としての骨格筋機能の改善。

・同一運動負荷に対する酸素摂取量の改善に伴い乳酸処理能力が改善し、乳酸産生が抑制される→ATレベルの改善につながる。

・筋組成の変化に伴い筋力、筋持久力が改善され、各動作の収縮効率が改善され、ADL動作の仕事率と仕事量が改善される。

COPD対象者に対する運動療法は不安や抑うつを軽減(高橋-2016)。

 

運動療法:下肢の運動トレーニング>

・もっともエビデンスレベルの高い治療法として推奨(COPDガイドライン-2013)。

 

運動療法の禁忌>

・不安定な循環器疾患、コントロール不良の高血圧症や糖尿病、急性の炎症性疾患、重篤な合併症がある場合(日本呼吸ケアリハ学会-2012)111)

 

<認知機能>

・運動時の低酸素血症と日常の活動性の低下が認知機能に関与(小林-2013)。

・理解力の低下、記憶と学習障害、運動に関する機能が低下(Dodd-2010)。

・認知機能低下は脳血流還流配分の低下と関係(Ortrapamuk-2006)。

・慢性の低酸素血症のあるCOPDでは、同年代の健常者に比較して認知機能が低下しており、なかでも言語性の記憶が低下(Incalzi-1997)。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

COPD対象者には、身体活動性を向上させることが生命予後のためにも重要のようです。

運動療法が効果を示しますが、運動時の呼吸困難、全身状態の問題による倦怠感、認知機能の低下などにより、継続が難しいのが現状です。

とりあえず、タバコはやめましょう。