2016年の気になった言葉① <人生とは>
2016年の気になった言葉①
<人生とは>
①苦である
【ごまかさずにありのままに人生を観察すると、人生とは極端に苦しいものでもなく、極端に楽しいものでもないことを発見するはずです。さらに観察すると、楽しみの量より苦しみの量は多い、ということも発見します。この発見は、生きることに対する執着を捨てるために役に立ちます】
②意味はない
【人生は泡沫のようなものです。とらわれることで、執着することで、得るのは悩み、苦しみのみです】
【どうがんばっても、人生に何らかの意味があるという思想は維持できそうもありません】
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【人生の意味ということをリアルに、つまりマテリアルに理解するためには、自分の存在を含めてどんな運命にも何の意味もないということを直視しなければならない】
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【「あらゆることにはまったく意味がない」という真理から一歩も離れることなく、その真理にたえず身を焼かれ、その真理に刻々と鞭打たれながら生きることしかないのである】
【人間は苦難そのものにでなく、自分の苦難に意味がないということに苦しむ存在です】
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【理由も目的も知らぬまま「生まれてきてしまった存在」に、生の「意味と無意味」を判断する根拠を持てるわけがない。「意味」を与えるのは「他者」である】
③考えるな
【永遠に繰り返される問い「人生とは何か」に対しては、「私は考えずに、行動する」というのが、その答えである】
④考えつくせ
【どんなことがあっても自殺しないでください。生きることがどんなに辛くても、どんなに虚しくても、誰にでも「たまたま地上に生まれてきて、もうじき死ななければならない」、この理不尽を考えるためだけに生きるという生き方、すなわち「哲学する」という生き方は残されているのですから…】
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直視する、考える、あきらめる、目の前のことに集中する。