popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2017年7月に読んだ本③

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【人は唯一無二の存在で、社会的であり、自己決定する存在であり、その行動や心の働きには目的と目標があるという、仮説に基づいている】

【人はそれぞれ、社会的な環境の中にあり、決定と選択の能力を持った、分割できない存在】

 

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【ハイリスク遺伝子を持つ人であっても適切な食事、運動、活発な社会生活、高等教育を受けることで高齢期にアルツハイマー病、その他の認知症になりにくくなる】

【身体的、社会的、知的な活動に深くかかわっているほど、晩年において認知症に抵抗する力を持っている】

【「誠実性」の得点が上位10%のグループはアルツハイマー病になるリスクが89%小さい】

 

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西田幾多郎 <絶対無>とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス)

西田幾多郎 <絶対無>とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス)

 

 

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【ありのままのその人を見る。自分の価値観を押し付けようとせず、その人が「その人であること」に価値を置く。さらには、その成長や発展を援助する。それこそが尊敬というものです。他者を操作しようとする態度、矯正しようとする態度には、いっさいの尊敬がありません】

【暴力とは、どこまでもコストの低い、安直なコミュニケーション手段なのです。これは道徳的に許されないという以前に、人間としてあまりに未熟な行為だと言わざるをえません】

【自分に自信が持てないのは、「普通であることの勇気」が足りていないのでしょう。ありのままでいいのです。「特別」な存在にならずとも、優れていなくとも、あなたの居場所はそこにあります】

【大切なのは、なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。どんな相手であっても、「尊敬」を寄せ、「信じる」ことはできます。それは環境や対象に左右されるものではなく、あなたの決心ひとつによる】

【われわれは「自分のことを信じてくれる人」の言葉しか信じようとしません。「意見の正しさ」で相手を判断するのではないのです】

【自己中心的な人は「自分のことが好き」だから、自分ばかり見ているのではありません。ありのままの自分を受け入れることができず、絶え間なき不安にさらされているからこそ、自分にしか関心が向かないのです】

【「わかりあえぬ存在」としての他者を信じること。それが信頼。われわれは人間は、わかりあえない存在だからこそ、信じるしかないのです】

【幸福な生を手に入れるために、「わたし」は消えてなくなるべきなのです】

【課題を分離するのです。愛することは、あなたの課題です。しかし、相手があなたの愛にどう応えるか。これは他者の課題であって、あなたにコントロールできるものではありません。課題を分離し、だた自分から先に愛すること、それだけです】

【われわれが幸せを手に入れるのは、愛だけです。われわれは他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放されます。他者を愛することによってのみ、自立を成しえます。そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどりつくのです】