腰痛・骨盤痛に対するコアセラピー
9月19日(日)は、「コアセラピー レベル4-A 腰痛・骨盤痛に対するコアセラピー」に参加してきました。
骨盤や胸郭のマルアライメントを改善したうえで、
正しい筋収縮様式や運動学習を再獲得していくというものです。
<骨盤>
・腸骨と仙骨のアライメント
・腸骨:左右の前後傾の差
・仙骨:前額面や水平面の傾き、腸骨に対する位置関係
<腹横筋>
・下部線維のスタビライズ
・中部~上部はフリーにする
<大殿筋>
・大殿筋-同側の胸腰筋膜、同側の大腿筋膜張筋のリンクの解除(正常では、大殿筋-対側の胸腰筋膜)
<胸郭>
・吸気時や体幹伸展時の横径拡張が保たれているか
<下後鋸筋>
・横径拡張には、腹筋群の柔軟性とともに下後鋸筋の機能が重要
以上が大まかなポイントです。
普段の臨床的には、
上位頚椎の可動性の低下や
下部の胸郭が浮き上がってしまっているような方に難渋しているのですが、
応用ができるところがありそうです。
また、大殿筋の機能低下に関しては、
ハムストリングスの代償も大きく運動方法の選択に悩まされるところです。