上腕骨外側上顆炎 短橈側手根伸筋2)
【上腕骨外側上顆炎 短橈側手根伸筋2)】
ECRBとテニス動作の関係では、バックハンドでの影響が大きい。
・障害群はバックハンドインパクトでの活動が有意に高い
(1999-Bauer)。
・バックハンドでのacceleration~early follow-through phaseでは、
高い筋活動(Morris-1989)。
さらに、ラケットの握り方も重要で
・橈側グリップ(尺屈位)では、尺骨中心の前腕回内外運動が破綻し、
過剰収縮が生じる(2009-坂田)。
・技術レベルの低い選手では、バックハンドのインパクトで
手関節屈曲-尺屈位となり長さが増加。(Riek-1999)。
・フェイスが下がってしまって、
手首をこねくり回してしまうようなスイングは×。
・バックハンドで肘の負担を減らすには、
体幹から肩甲帯をうまく使うことも必要かもしれません。
参考・引用
・坂田淳:私の肘関節疾患に対する治療-テニス肘、5thSPTS、2009.
・貞清正史:テニス動作のバイオメカニクス、5thSPTS、2009.