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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

第2回 スポーツメディスンフォーラム

2月6日は、第2回スポーツメディスンフォーラムに行ってきました。

「スポーツ現場で役立つ運動器エコー」 高橋 周 先生

<肉離れ>
・部位や血腫の程度が把握できるため、
穿刺による血腫の除去をする際に有用。

血腫の程度や部位により回復経過に差が出る印象があるので、
血腫が大きい場合は除去できると回復がスムーズになりそうです。

<足関節捻挫>
・損傷部位の把握、不安定性評価で活用できる。

<オスグット>
・エコーで評価すると実質のオスグットは少なく、腱炎などが多いよう。
 
<シンスプリント>
・骨膜の変化はまだ不明。

骨膜、後脛骨筋や長趾屈筋などの判別が可能になるかもしれません。


野球教室での検診でも活躍。
血流変化や組織の弾性を評価出来るものもあるということでした。