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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

第7回SPTS「足部スポーツ障害治療の科学的基礎」

8月28日(日)は、第7回SPTS「足部スポーツ障害治療の科学的基礎」に行ってきました。

足部の、解剖、運動学、評価、バイオメカニクス、疾患、治療成績などの文献レビューしたものを整理して発表してくれますので、とても勉強になります。

足部のアーチ障害に関しては、
靭帯機能の低下は足部アライメントに変化をきたし、
重篤になれば筋機能によるアライメント変化も期待できないので、
早期から筋機能によりアライメントを改善しておくことが望ましそうです。

その方法としては、シンポジウムでの「足部アーチの評価・運動療法」(小林匠先生)が参考になりました。

足部アーチ異常の分類とその対応。

内外側の縦アーチに関しては、
距骨下関節の回内-回外
ショパール関節の内転-外転、回内-回外
第1リスフラン関節の底屈-背屈
を筋機能と絡めて丁寧に診ていくことが大切です。

理学療法士としては当たり前といえば、当たり前なのですが、
実際それが出来ていなことが痛感させられます。

盛りだくさんの内容で、消化できていないのでしっかり復習したいと思います。