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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

サルはアルツハイマーにならない?

サルはアルツハイマーにならない? 「人は脳進化でリスク」

25日の日経新聞に掲載されていました。

高齢のサルやチンバンジーも記憶力が落ち、脳機能の低下があり、アルツハイマー病のアミロイドベータの蓄積もみられるが、アルツハイマー病が発症した例はないとのこと。

アルツハイマー病と同様に、痛風も人間にはあるが、チンバンジーにはない。

これは、チンパンジーが尿酸を効率よく分解する酵素をもっているためだが、尿酸は活性酸素に反応して毒性を弱めるので、活性酸素の影響が強くなり寿命が延びない。

アルツハイマー病でも、痛風と同じように病気になるリスクと引き換えに、寿命を延ばすメカニズムがあるのかもしれない。

寿命(時間)が延びれは、解決方法を発見することが出来る可能性があり、人類全体で考えた時のリターンは大きい。

人間って、「時間」の重要性に気づいていた動物だったのかもしれません。


最近読んだ、【人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。】の中で

「お金持ちを目指すより時間持ちを目指す。」というフレーズがありました。

お金と引き換えに時間を無駄使いしていることってあるなと、気づかされました。
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。/千田 琢哉

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