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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

第8回SPTS「鼠径部・股関節・骨盤のスポーツ疾患の科学的基礎」

昨日は、第8回SPTS「鼠径部・股関節・骨盤のスポーツ疾患の科学的基礎」に行ってきました。

テーマに沿った、かなりの数の英文の文献をレビューしてくれるのでとても参考になります。

基礎的なことはもちろん、最近の動向などもなんとなくイメージできます。

ただ、かなりの情報量だし、普段聞きなれない語句なども出てくるので、その時に完全に理解するのは、私にとって難しいです。

なので、後から資料をまとめるのをいつも楽しみにしています。

すると、新しい運動療法を思いついたり、今行っていることの新たな根拠付けになったりします。

講演も、「骨盤輪不安定症のrehabilitation」「鼠径部痛症候群の治療」「Athletic Groin pain Hip arthroscopy and Rehabilitation」の3題ありました。

内田宗志先生は、最後に仕事をする上(たぶん)で大切なこととして、
・Medical knowledge:医学的知識
・Physical Strength:体力
・Emotion:思い
をあげていました。

先生は、直接のお会いしたことはありませんがTwitterFacebookで少し交流させていただいているので行動がチェックできます。
昨日の講演は横浜でしたが、朝、福岡でジョギングしてます!
そして、講演後は金沢のほうに向かっているようでした。
すごいです。

余談ですが、脳研究者の池谷裕二さんも「健康的な生活を送っていれば、たとえ100歳を超えても脳はそう簡単には衰えません。年を取ると集中力が衰えたような気になるのは体力のせいです。」 といってます。

心(Emotion)、技(Medical knowledge)、体(Physical strength)ですね。