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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

変形性膝関節症を伴う疼痛に対する運動介入の短期的効果

0234「変形性膝関節症を伴う疼痛に対する運動介入の短期的効果は非荷重位筋力増強運動が最も高い─ランダム化比較試験に対するメタアナリシス─」
田中 亮:第47回日本理学療法学術大会、理学療法学39(1)、2012

<方法>
・ ランダム化比較試験(RCT)に対するメタアナリシス。
・組み入れ基準:
 「研究対象は変形性膝関節症罹患者である」
 「介入群の介入内容は運動療法である」
 「コントロール群の介入内容は無介入か教育、指導のみである」
 「アウトカムには疼痛に関する指標が含まれている」
 「研究デザインは RCT である」
・除外基準:
 「研究対象に術後患者および入院患者が含まれている」
 「コントロール群の介入内容に運動療法が含まれている」
 「複数の運動タイプが介入内容に含んでいるもの」
 「9週以上の介入期間」

<結果>
・非荷重位筋力増強運動:4編7試験
・荷重位筋力増強運動:1編2試験
有酸素運動:3編3試験
※いずれも有意な効果を示した。
※比荷重筋力増強運動は、他のタイプより有意に高い効果を示した。

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変形性膝関節症には、運動療法、とりわけ非荷重位での筋力増強運動が有効のようです。