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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

.ノルディックウォーキングの変形性股関節症への影響

0265「2本のポールを使用したノルディックウォーキングが変形性股関節症患者の体幹動揺に与える影響」地神 裕史:第47回日本理学療法学術大会、理学療法学39(1)、2012

<対象/方法>
・女性変股症患者18名(61.1±7.4歳)。
・通常歩行とノルディックウォーキングを各二回実施。

<結果:通常歩行/ノルディックウォーキング>
1)歩行速度(m/min)
・75.4±15.1/68.8±14.0  
2)体幹側屈角度(度)
・8.64±2.09/7.85±1.89

※ノルディックウォーキングでは、歩行速度、体幹側屈角度とも有意に減少。
※速度と側屈角度には相関関係は認められなかった。

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昨年は広背筋の筋持久力に効果があるという報告がありました

一時のブームかと思いましたが、意外と根深い人気があるようです。

朝の散歩で利用している人や杖代わりに利用している人もチラホラ見かけますね。