popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

自分が変える、自分で変える

しばしば、「サプリメントはどうですか?」
最近では、「1円玉を痛い所に貼るのはどうですか?」
と聞かれます。

もし自分が、高校受験を控えた中学3年生の親だとします。

子供が、
「このサプリメントを飲むと頭の働きが良くなるんだけど買って!」
「1円玉をこめかみに貼ると頭が良くなるらしいよ」
害がなさそうであれば、やってみてもいいですよね。

でも、それだけで勉強していないとしたら・・・もちろんダメですよね。
勉強していてこそ効果が期待できるものです。

しかも、自分がどれくらいのレベルで、
何が苦手、得意で、どんな勉強を、どういうふうにしたほうがいいのか。
といったことも把握しておいたほうが、学力向上のためにはより効果的です。

身体に関しても同じで、
何処が悪いのか?
それに対して何をしなくてはいけないのか?
といったことを把握し、
それに対応をすることをすることが必要です。

身体の場合、自然治癒力があるのでほっといても良くなる場合もありますが、
長年の身体の使い方などで生じている問題は、
その問題点をつぶしておかないと、
しばらくすればまた同じ問題が生じてきます(いっそう悪くなって)。

歯を磨くのと同じで、
身体もある程度メンテナンスが必要。

勉強と一緒で、大変ですが、他力本願だけではうまくいきません。
自分で変える、自分が変えるということが必要です。