5月に読んだ本
5月に読んだ本
1)グレン・グールド発言集
2)生、死、神秘体験 (講談社文庫)/講談社
(再読)
3)トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す
「幸福とは、愛されることではない。愛されるとは、嫌悪をまじえた虚栄心の満足にすぎぬ。幸福とは、愛することであり、また、時たま愛の対象へ少しばかりおぼつかなくても近づいていく機会をとらえることなのである。」
4)聖書を語る
「人間は自分の抱えている問題から逃げることはできない。」
「 納得できないからこそ信仰なんですよ。不合理への「われ信ず」です。」
5)人生論としての読書論
「 真の幸福というものは、直接幸福そのものを追い求めたのでは、かえって手に入らぬものではないかと思われるわけである。即ち真の幸福は、自らこれを求めるというよりも、むしろ与えられるものではないかと思うのである。
真の幸福とは、われわれ人間が、人生の意義を尽くすところに、その結果として与えられ、さらに恵まれるものではないかと思うのである」
6)トニオ・クレエゲル
「 誠実というものが地上にあり得ないということに、心からの驚きと幻滅を感じていた。が、やがて肩をそびやかして己の道を歩いて行った」
7)「こころ」で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生 (朝日文庫)/朝日新聞出版
8)
ゲーテとの対話 (まんがで読破) (まんが文庫) / エッカーマン/原作 バラエティ・アートワ...
9)ゲーテとの対話(上)改版 [ ヨハン・ペーター・エッケルマン ]
「 否定的であることは、無に通ずる。本当に他人の心を動かそうと思うなら、決して非難したりしてはいけない。間違ったことなど気にかけず、どこまでも良いことだけを行うようにすればいい。大事なのは、破壊することでなくて、人間が純粋な喜びを覚えるようなものを建設することだからだ」
10)サプリメントの正体 [ 田村忠司 ]