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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

.「ニセ医学」に騙されないために

 

 

標準医療は、もちろん完璧ではないけど、様々な精査を受け、

そして常に最善のものへとアップデートされている。

 

もちろんリスクのある治療もある。

100%の効果があるわけでもない。

 

この辺りが「ニセ医学」のつけ込む隙になる。

 

「ニセ医学」を

妄信してしまうのはどういうわけだろう。

情報が偏っている?

論理的思考や数学的思考が不足している?

しかし、情報を提供する側には医師などもいる。

よくわからない。

 

人生は絶対にたどり着けない岸に向かって泳ぎ続けているようなものだ。

裸で泳いだっていいし、

靴を履いて泳いだっていい、

背泳ぎだって、そこに漂ってたっていい。

好きにすればいい。

 

その中で、できるだけ遠くに、長く、効率よく泳ぐように研鑽しているのが、

標準医療だと思う。

それだって、最後は残念ながらおぼれてしまう。

 

「藁」だとわかっていて、高価な「藁」や間違った「藁」を与える人たちはどうなんだろう?

「藁」を「船」だと勘違いしている人たちはどうなんだろう?

 

自己責任は仕方ないとして、

ビジネスにしてしまいっているのどうなんだろうか?

 

 

なぜ「ニセ医学」に騙されてしまうのか? / 『「ニセ医学」に騙されないために』著者・NATROM氏インタビュー

 

標準医療を否定する“ニセ医学”に注意せよ―内科医・NATROM氏インタビュー

 

【読書感想】「ニセ医学」に騙されないために

 

バカは死ななきゃ治らない『「ニセ医学」に騙されないために』

 

「ニセ医学」に騙されないために:騙されない人も一読の価値あり