.2019年11月に読んだ本②
7)
★★★☆
8)
★★★★
9)
★★★★
「まっとうに苦しむことは、それだけでもう精神的になにごとかをなしとげることだ、ということを証していた。最期の瞬間までだれも奪うことのできない人間の精神的自由は、彼が最期の息をひきとるまで、その生を意味深いものにした」
「強制収容所での生のような、仕事に真価を発揮する機会も、体験に値すべきことを体験する機会も皆無の生にも、意味はあるのだ」
「行動的に生きることや安逸に生きることだけに意味があるのではない。そうではない。およそ生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ」
「苦しむこともまた生きることの一部なら、運命も死ぬことも生きることの一部なのだろう。苦悩と、そして死があってこそ、人間という存在ははじめて完全なものになるのだ」
「人間は苦しみと向き合い、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない」
「自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は、生きることから降りられない」
「人間が生きることには、つねに、どんな状況でも、意味がある、この存在することの無限の意味は苦しむことと死ぬことを、苦と死をも含むのだ」
10)
★★★
11)
★★★★
「誉める、話を聞いてあげるは、その場を繕うのにはいいのですが、長い目でみた場合、根本的解決ではないので逆に子どもの問題を先送りにしているだけになってしまいます」
「問題なのは自尊感情が低いことではなく、自尊感情が実情と解離していることにある。要は、等身大の自分を分かっていないことから問題が生じる」
「子どもの心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついていない。子どもの心の扉を開くには、子ども自身がハッとする気づきの体験が最も大切であり、我々大人の役割は、説教や叱責などによって無理やり扉を開けさせることではなく、子ども自身に出来るだけ多くの気づきの場を提供すること」
12)
★★★★
「ナッツ」:一つかみのナッツを毎日食べる人は、まったく食べない人に比べて20%死亡率が低下、週1回でも7%低下(2013)
「コーヒー」:摂取量と死亡率と逆相関(2018)→まったく飲まない人に比べて、2〜3杯で12%、4〜5杯で12%、6-7杯で16%、8杯以上で14%減少。
「朝食」:食べた場合平均血糖値83、抜くと89に上昇(2014-日本)。
・朝食を抜くと(2017-ドイツ)
①昼と夜の血糖値が上がり、インスリン値が上がる。
②昼の血糖値が大幅に上がる。
③1日の平均血糖値が上がる。
④体の炎症、動脈硬化が進む