.尾崎豊を探して
映画、「尾崎豊を探して」を観てきました。
中学、高校と多感な時期、尾崎豊は、まさに自分の代弁者でした。
素直な私は、「サラリーマンにはなりたかね~♪」としっかりドロップアウト。
でも何をやっていいのかさっぱりわからない。
小劇団に入りましたが、彼とは違い、才能も感性もなく、ただただ迷走するばかり。
努力も大してせず、パチンコばかりしていました。
そして、彼が亡くなった齢と同じころになり、ようやく理学療法士を目指すことになりました。
まさに凡人の極み。
ということで、尾崎豊の映画ということであれば、観るしかないのです。
しかし・・・値段、特別価格の2500円。
まぁ、観る人は限られているだろうし、観たい人は少し高くても観るだろうし・・・。
大人はホントずるいです。
そして・・・内容・・・。
なんじゃこりゃ・・・。
歌、映像などがすべてぶつ切り。
しかも観たことあるのがほとんど。
余計な小細工しないで、そのままライブビデオ、ドキュメント映像としっかり分けて流してくれたほうがどれだけよいか。
なにがしたいのかさっぱりわからない。
そして、改めてこの歳になってみてみると、尾崎豊もまた、社会や大人に反感を持っていながら、社会や大人にいいようにマーケティングされていたんだなぁと感じました。
もちろん、それがなければ、自分の所に歌は届いていなかったかもしれません。
でも、そのせいで命を縮めてしまったように思います。
挙句の果てこの映画。
どれだけ・・・・という感じがしました。
それは、置いといて