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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

.2020年2月に読んだ本①

1)

★★★★☆

・被追国になると、海外の労働者にできない仕事をこなせる人間だけが、賃金の上昇を期待できるようになる。

・被追期では自らの生産性の向上に努力した人が、努力を怠った人よりも多く報われる。

・被追国になり、家計が貯蓄を続け、企業が超低金利にもかかわらず借り入れをしない時に、マクロ経済の安定を維持するには、輸出を増やすか、政府が民間の過剰貯蓄を借り入れて使うかのどちらかしかない。輸出拡大は、先進国が同じ問題を抱えている時には、現実的なオプションにはなり得ず、政府による財政出動以外にありえないことになる。

・被追国の中央銀行はインフレ・ターゲットや量的緩和は止めて、政府に対し民間の過剰貯蓄を吸い上げる最後の借り手として、自己ファイナンスできる公共事業プロジェクトを探して、それらを実施するように忠告すべき。

・黄金期に書かれた経済学の教科書には、財政赤字は避けるべきものと書いてある。そうした知識を持ち合わせていない一般の国民には、時代が変わったことを理解してもらわなければならない。

 

2)

★★★★

 

3)

★★★★

年金問題は実務者として中身を詳しく知れば知るほど、今がかなり良い状態で、改変が難しい、という結論に行き着く。

・年金はあくまでも高齢世帯の生活の下支えであり、それに加え就労や資産取り崩しを交えて生計を成り立たせる、という性格を持つ。

 

4)

★★★★

 

5)

★★★★