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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

.鎖骨遠位端骨折 11ヶ月目 診察終了

受傷後11ヶ月が経過し、通院も終了となりました。レントゲンもきれいです。

抜去後、時々起こる内転時の引っかかるような痛みはなくなり、可動域や動作的には、ほとんど問題なくなりました。

 

鎖骨上神経損傷と思われる左肩前面の知覚過敏はあまり変わらず、リュックを背負うと不快感があったり、痛みが出たりします。

今の時期で、これくらいだと、これはそのまま残るでしょう。

 

受傷後や抜去後は、左肩甲骨の頭方、僧帽筋上部の起始付近に痛みが出ましたが、これも鎖骨上神経によるもののようです。

  

これだけ、跳ね上がってしまっていると損傷してしまうのは仕方ないですね・・・

 

と、こういった受容をすることは、とても大事なことだと思います。

怪我や事故後なんらかの症状が残る場合はあります。

なかには、今、私にある、このような症状に対して、延々と治療を続けていく方もいます。

薬、ブロック、理学療法など。

もちろん、できる限りのことをすることは大切だと思います。

しかし、損傷の程度によっては限界もあります。

跡が残るような切り傷、1年くらい経ってからどんどんよくなることはないですよね。

それと同じです。

このへんは、考え方の違いになってしまうかもしれませんが、そのような症状に対して、延々と自分の時間を使ってしまうのはもったいないように思います(時間をかけたことに対する実質的な効果があるなら別ですが・・・)。

あと、治療を続けることによって症状を意識する時間が増えるので、逆に症状が強化されてしまう気もします。

症状を意識しない時間をつくる方が、長期的にはいい経過になると感じます。

覆水盆に返らず。忘れちゃいましょう。

 

受傷機転は、今、考えてもホントによくわからない。

自分では、スロープから降りたつもりが、スロープでないところから飛んでしまった。

ヘルメットしてたからよかったけど、側頭部も打ち付けました(死ななくてよかった)。

これくらいで許したるから、そろそろ辞めとけよということかと思い、自転車通勤は辞めにしました。

 

でも、鎖骨骨折って金運が上がるそうです。

「貴ちゃんねる」でやってました。

当たってる。

受傷後半年過ぎから、鎖骨骨折の効果が出てきたのか、コロナ禍にも関わらず、一時、持ち株が5倍ほどになり、現在は3.5倍ほどになっています。

恐るべし鎖骨骨折。

騎手や競輪選手も鎖骨骨折多いですし、受傷後は賞金稼げているかもしれません。

でも、もう折りたくはありません。