2017年9月に読んだ本①
1)
知的唯仏論: マンガから知の最前線まで-ブッダの思想を現代に問う (新潮文庫)
- 作者: 宮崎哲弥,呉智英
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/11/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
「仏教者が修行によって目指すのは言語によって通達できない境地。しかし、それは神秘でもなければ、実体でもない、真如でも妙有でもない」
「想を滅した状態を体験しても、再び知的活動に立ち戻り、その無常性を熟考してはじめて悟りが完成する」
「悟りの境地とそこに向かう教えは第一に、私達の日常生活における実感に反するものであること。第二に、下手に教えを広めると却って世間を害する虞(おそれ)があること」
2)
3)
4)
5)
「機械が人々の雇用を順調に奪っていくと、2045年くらいには、全人口の1割ほどしか労働していない社会になっているかもしれません」
6)
「この世において、怨みに報いるに怨みをもってすれば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みを捨ててこそ息む。これは永遠の真理である。ダンマパダ」
2017年9月に読んだ本①
1)
「仏教者が修行によって目指すのは言語によって通達できない境地。しかし、それは神秘でもなければ、実体でもない、真如でも妙有でもない」
「想を滅した状態を体験しても、再び知的活動に立ち戻り、その無常性を熟考してはじめて悟りが完成する」
「悟りの境地とそこに向かう教えは第一に、私達の日常生活における実感に反するものであること。第二に、下手に教えを広めると却って世間を害する虞(おそれ)があること」
2)
3)
4)
5)
「機械が人々の雇用を順調に奪っていくと、2045年くらいには、全人口の1割ほどしか労働していない社会になっているかもしれません」
6)
「この世において、怨みに報いるに怨みをもってすれば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みを捨ててこそ息む。これは永遠の真理である。ダンマパダ」
.長胸神経麻痺(障害)
【長胸神経麻痺(障害)】
<特徴>
・中斜角筋による固定、走行が長いため、肩甲角部での障害を起こしやすい。
・走行が直線的で、斜角筋および前鋸筋で固定されているので、肩の強制的な下降や頚の反対側の屈曲で伸展されやすい。
・絞扼ポイントは、中斜角筋、第2肋骨、腕神経叢下の線維バンド。
<要因>
・打撲などの直達外力。
・斜角筋貫通部や線維性バンド部での絞扼。
・スポーツ活動や肉体労働による反復性ストレス。
・転倒、転落、むち打ち損傷時の急な牽引ストレス。
<症状>
1)脱力感、易疲労感、鈍痛
・漠然とした肩甲部を中心とした脱力感、易疲労感、鈍痛で肩挙上や頚椎運動時に増悪。
・始め頸部や肩甲下部に鈍痛、灼熱痛を感じることが多く、ついで肩の挙上で力が入らなくなったと訴える。
2)肩関節の挙上困難や挙上筋力の低下
・屈曲は困難になるが僧帽筋の代償のきく外転は比較的温存される(後藤-2006、落合-2007)。
3)翼状肩甲
・安静時には目立たず、前方挙上や壁を押す際に顕著となる(後藤-2006、落合-2007)。
・肩甲骨の位置は対側よりも上内方になり、関節窩が下方に回旋し、骨頭の回転が損なわれる。
<治療>
・保存療法が有効(後藤-2006、落合-2007)。
・3~12ヶ月で回復。
・局所安静のため、原因となったスポーツ活動や作業労働を中止し、日常生活でも肩の高挙を極力控える。
・薬物療法や圧痛部位のブロック注射(辻野-2006)。
・疼痛が軽減したら前鋸筋の筋力強化。
・重度の非回復例では、肩甲骨の制動術や固定術(後藤-2006、落合-2007)。
参考文献
:岩堀裕介:肩関節周辺神経障害の病態と治療、MB Med Reha157、2013.
・浜田純一郎:長胸神経-前鋸筋の解剖と臨床、肩関節34(3)、2010.
・投球以外のスポーツによるまれな肩関節障害、関節外科22(9)2003.
・末梢神経麻痺による障害、Med Reha 17.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
巨人の沢村投手が長胸神経の障害のようです。
施術によるものということでしたので、肩甲骨を無理に動かしてしまったのかと思いましたが、どうやら鍼治療によるもののようです。
長胸神経の障害では、前鋸筋の機能低下が生じます。
前鋸筋の機能低下は、肩峰下インピンジメントや投球肩障害の要因となるため、投球にかなり大きな影響がでると考えられます。
投手にとっては肩甲骨の動きは生命線といっても過言ではありません。
肩の隙間は数ミリなので、肩甲骨の動きがすこし変わっても肩関節に影響がでる可能性があります。
ですので柔軟性や筋力などで少し動きが変化しても投球に変化が出る恐れがあります。
もちろん下肢でも同じで、足関節や股関節などの動きが変われば投球に影響を与える可能性があります。
しっかりと変化の出た後の状態がわかればいいのですが、やみくもに、硬いからほぐす、弱いから鍛えるではいけないと思います。
ですので、プロのアスリートに対する受動的なアプローチって本当にいいのだろうかと感じます。
ただ、多少の変化には影響を受けない(動じない)のもプロの条件だったりしますしね。
でも、それだとやってもやんなくてもあまり変わらないってことか・・・
どっちがいいんでしょう?
まぁ、セルフでやるのがいいんでしょうね。