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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ストレッチポールを用いたコアコンディショニングが立位姿勢、体幹可動性,および歩行に与える即時的効

PF1-046「ストレッチポールを用いたコアコンディショニングが立位姿勢,体幹可動性,および歩行に与える即時的効果」 射越 舞子第46回日本理学療法学術大会 2011年<方法>・健常な大学生 30 名(男性 15 名,女性 15 名)・年齢は 18 ~22 歳・SP群15名:ストレ…

第10回東京スポーツ整形外科研修会3)足関節捻挫

足関節捻挫後の足関節機能的不安定性は足根洞の圧痛との関連が比較的大きい。足根洞の痛みを除去すると、腓骨筋の反応時間が改善する現象がみられる。これは、痛覚刺激によるγ運動ニューロンの抑制により筋トーンが低下していたものが、改善されたことによる…

第10回東京スポーツ整形外科研修会2)ACL損傷

ACL

1)ACL損傷は、PCL損傷に比べて手術をしないとスポーツ復帰率が悪い。この要因として、ACL損傷では、①自覚的な不安定感が強い・脛骨の後傾角により、荷重時に脛骨の前方引き出し力が生じる。・スポーツ動作で多い、膝軽度屈曲位での機能が損なわれる。 →PCL…

第10回東京スポーツ整形外科研修会1)投球肩障害

2012年4月21日 「第10回東京スポーツ整形外科研修会」プログラム1「投球障害肩」SLAP lesionで関節唇が壊れる要因として・上腕骨頭が求心位を取れていない ・肩甲骨上方回旋の不足 ・肩甲骨上方回旋の不足+胸郭の可動性低下があげられる。リリース時でも水…

.「二関節筋と運動制御」

昨日は、「二関節筋と運動制御:熊本水頼 京都大学 名誉教授」に行ってきました。「肘、膝、股関節にモーターはない。二関節筋がある」二関節筋は、シーラカンスやハイギョなどの肉鰭類(にくきるい)などから発生したと考えられ、身体を軽く支えたり、エラ…

後足部アライメントと前足部可動性の関連性について

PF1-032「後足部アライメントと前足部可動性の関連性について」對馬 史織第46回日本理学療法学術大会 2011年 <対象>・健常大学生18名36脚(男13名、女5名、平均年齢22.1±3.9歳)。<方法>・後足部を中間位、最大内反位、最大外反位の3条件での前足部の回内…

3月に読んだ本

1)負けに不思議の負けなし〈完全版〉 上 (朝日文庫):野村克也2)困った時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ):岸見一郎3)不幸の心理 幸福の哲学 - 人はなぜ苦悩するのか:岸見一郎4)消費増税では財政再建できない -「国債破綻」回避へのシナリオ:…

千葉YTIC6回目

千葉YTIC6回目3月30日(金)は、千葉YTIC(ヨーガ療法士養成講座)6回目でした。「高血圧とヨーガ療法」高血圧の背景として、・ストレス・Type A 性格(競争的、野心的、早口、敵意、怒りなど)などがある場合には有効かもしれません。怒りや緊張などのスト…