popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

足底筋膜炎に対する治療 ストレッチと衝撃波

「Plantar fascia-specific stretching versus radio shock-wave therapy as initial treatment pf plantar fasciopathy」Jan D. Rompe, MD et all JBJS 92:2514-2522 2010・早期の足底筋膜炎102名に対して、ストレッチ54名と衝撃波48名を実施。<2ヵ月後>…

有痛性外脛骨  理学療法2

有痛性外脛骨に対する過回内の抑制を検討すると、・解剖的破綻により機能不全のある後脛骨筋・背屈を伴う前脛骨筋は除外として、回外および底屈に作用する・長母趾屈筋・長趾屈筋の機能が重要だと考えられます。さらに、内側縦アーチの低下として捉えると・…

有痛性外脛骨  理学療法1

有痛性外脛骨の痛みに対しては、後脛骨筋の伸張ストレスを軽減することがポイントとなりそう後脛骨筋の伸張ストレスを軽減するには・足部レベルでは、過背屈、過回内の抑制・その他、knee-in、股関節内転や内旋、骨盤前傾、対側下制などの改善が必要になるか…

有痛性外脛骨

<外脛骨>・舟状骨内側にある過剰骨で、発生率は10-20%(Geist-1925、O`Rahilly-1953、Tsuruta-1981、Barethier-1995)<Type分類>・Type1:2-3mmの大きさで後脛骨筋腱の末梢にあるのも・Type2:最大12mmで、三角形やハート型のもの・Type3:それより突…

外脛骨と後脛骨筋腱

「The relationship between the tibialis posterior tendon and the accessory navicular」Esat Kiter(2000)Ann Anat182:65-68・外脛骨の13例中9例で、後脛骨筋腱は足底部までの連続性が無く外脛骨で停止。後脛骨筋腱は1)外脛骨まで付着する線維2)外…

認知症 予防

認知症の予防としては、1)食生活の改善2)軽い運動3)脳の運動4)脳の休息が必要なようです。1)食生活・果物と野菜を食べる・ベリー類を食べる・オメガ3脂肪酸を多く含む魚を食べる・葉酸を多く含む食品を食べる・赤ワインかブドウジュースを飲む2)…

顔張る ⇒ 顔晴る 訂正

昨日、ツイッターでいい言葉を知りました。「頑張るは”顔晴る”。最後に顔が晴れるように顔晴ろう」http://hb-nippon.com/blog/m-takahashi/archives/953「頑張る」というと、少し力が入ってしまうような印象があるのでが、「顔晴る」というと、リッラクスし…

認知症のリスクファクター

「NHKスペシャル:認知症を治せ!」では、生活習慣病があると認知症の発症リスクはおおよそ2倍ということでした。「認知症にならないための決定的予防法」では、認知症のリスクファクターとして以下の因子が挙げられています。<アルツハイマー病の3種類の危…

.認知症を治せ!:NHKスペシャル

昨日の、NHKスペシャルでは認知症が取り上げられていました。近年の研究の成果により、認知症が改善、予防できる期待が持てそうです。理学療法士にとっては、予防に対して貢献できるかもしれません。認知症の中でも・改善できるもの:特発性性正常圧水頭症・…