popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

頚椎症性神経根患者における頚部伸筋群の脂肪浸潤と平衡機能との関係

頚椎症性神経根患者における頚部伸筋群の脂肪浸潤と平衡機能との関係、光武翼、理学療法学41(2)、2014より・頚椎症性神経根患者の頚部多裂筋は、障害側、非障害側に関わらず僧帽筋上部線維と比較して脂肪浸潤が認められた。・頚部多裂筋の筋肉内脂肪浸潤は…

骨格筋量の加齢変化

【0113:骨格筋量の加齢変化、山田 実、第49回日本理学療法学術大会(横浜)、2014.】【対象】・フィットネスセンターやコミュニティーセンター等に来場し、歩行が自立している40~79歳までの男性16,379名、女性21,660名。・40~44歳(男性3697名、女性382…

女子スポーツ選手における前十字靭帯損傷者の大腿骨顆間窩と前十字靭帯の体積について

ACL

【0032:女子スポーツ選手における前十字靭帯損傷者の大腿骨顆間窩と前十字靭帯の体積について:加藤 茂幸、第49回日本理学療法学術大会、2014】【対象】・ACL損傷女性群:片側ACL再建女性11名の反対側健常膝関節11膝(平均年齢21.2歳)・女性群:健常女性1…

哀しみ抜く

大切な子供や人を亡くして、哀しみに暮れる場合。その哀しみの経験を通じて、自分に何かを学ばせてくれる機会を与えてくれているんだよ、という考え方があります。これは、認知を良い方向に変えていく方法だといえます。自己啓発本などでも、悪い出来事をい…

.肩峰下インピンジメント-肩峰下滑液包炎

【肩峰下インピンジメント-肩峰下滑液包炎】肩峰下インピンジメントのNeerの分類(1983)では、StageⅠ: 滑液包の浮腫と出血、Overuse、25歳以下に好発StageⅡ: 滑液包の線維化と腱炎、25~40歳 StageⅢ: 骨棘形成と腱板断裂、40歳以上となっており、初期は肩…

.肩峰下インピンジメント症候群ー投球障害肩

【肩峰下インピンジメント症候群ー投球障害肩 】 1)肩後方組織の硬さ・肩峰下インピンジメントでは、後方関節包の肥厚(Harryman-1990、Ticker-2000)、後方関節包の長さの低下(Neer-1983)、外旋筋の短縮がみられる。・投球動作で肩後方組織の硬さがある…

.肩峰下インピンジメント

「高濱照:関節病態の評価に不可欠な動的解剖、理学療法学37(4)、2010.」より<解剖所見による肩峰下での考えられる衝突部位>1)肩屈曲30°程度・棘上筋腱と肩峰前方部分が衝突。・正常肩では、棘上筋腱と肩峰下は肩の挙上で常に衝突。・この部位での痛…

5月に読んだ本

5月に読んだ本1)グレン・グールド発言集2)生、死、神秘体験 (講談社文庫)/講談社(再読)3)トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す「幸福とは、愛されることではない。愛されるとは、嫌悪をまじえた虚栄心の満足にすぎぬ。幸福とは、愛することであり、ま…