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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

第5回スポーツリハビリテーションワークショップ「野球肘」②

1月22日は第5回スポーツリハビリテーションワークショップ「野球肘」

「野球肘」
中部大学生命健康科学部理学療法学科 宮下浩二 先生

野球肘のポイント
1)肘下がり
2)身体の開き(腕の遅れ)
3)肘の突き出し

1)肘下がり(肩外転低下)に関しての1例。
・回内、内旋が強まると肩外転が制限
   ↓
・母指が下がっている傾向
   ↓
・ボールの握りが母指が強い
   ↓
・4.5指の機能低下(小指球筋、尺側手根屈筋)
・豆状骨、三角骨の不安定性

他には、
・ワインドアップ時に足関節の不安定性
・骨盤の回旋不足など

現象をすぐ取り入れるのではなく、
考え方を参考にすることが大切だと思います。