popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

コアセラピー

今日は、コアセラピーレベル2のセミナーに行ってきました。

 <レベル2: 骨盤・胸郭リアライメント(PTRプログラム)>
  骨盤・胸郭に生じやすいマルアライメントや可動性の異常について理解したうえで、座学と実技を    通じて、それらの詳細な評価法や解決策を学習します。特に評価法では、骨盤のアライメントや胸郭の  可動性の異常を客観的に判断するため様々評価法を実施します。解決策としては、ストレッチポールを  用いたPTRプログラム(ペルコン、ソラコン)を中心に、簡便で再現性の高い運動療法を実技により習  得します。

本など読んで自分なりに行っていましたが、評価方法など詳しく知りたいところが理解できました。

骨盤に関しては、寛骨の左右差の把握と修正がポイントか?

例えば、右の寛骨が対側に比べ後傾している場合、
動作の特徴としては、腰椎の回旋、側屈、リーチ動作は右側への可動性が大きくなりやすくなる。
尾骨のアライメントは、右方に引かれる(仙骨は右挙上位の傾斜)。

修正機序としては、
ポールに乗ることで、仙骨は後傾位となりLPPになるので、アライメント修正がしやすくなる。
次に、後傾側と反対に骨盤を動かすことによりポールが後傾側PSISに当たることでアライメントが修正される。


胸郭に関しては、T1-3の可動性や回旋のマルアライメントがポイントか?
バイメカ的な話は明日あるということなので、理解を深めたいところです。

実技後は、左右差が修正されて心地よい身体状態でした。




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