千葉YTIC5回目
2月10日(金)は、千葉YTIC(ヨーガ療法士養成講座)5回目でした。
「ぜん息とヨーガ療法」
副交感神経が優位になると気管支が収縮するため、ぜん息の発作が起こりやすくなります。
喘息でない人でも風邪を引いている時には、副交感神経が優位になる就寝時などに咳が止まらないということを経験したことがあると思います。
したがって、ぜん息の方には、リッラクスして副交感神経が優位になるようなヨガはあまり望ましくないということです。
ヨーガ療法的なアプローチとしては、
1)体操(生気鞘)
・胸郭の動きを広げる
・体力をつける
2)呼吸(生気鞘)
・呼気が長い呼吸は、乳酸値を下げる。
・投薬量の減少、ピークフロー(最大呼気流量)の改善、自覚症状の改善など(対照群との統計学的な有意差は不明)。
3)瞑想(意思鞘、理智鞘、歓喜鞘)
・ストレスに減少
・過敏な感性を制御
・心の働きを制御
3)に関しては、ぜん息との関連性を結び付けていくところが難しいところではありますが・・・。
※もちろん医師の指示を仰ぐことが必要です。薬による各種のコントロールも重要になります。