.千葉YTIC10回目 「リウマチ・関節炎とヨーガ療法」

千葉YTIC10回目（12月21日）　「リウマチ・関節炎とヨーガ療法」

リウマチは、自己免疫疾患（自分への攻撃）で、その原因のひとつがストレス（肉体的、精神的）と考えられる。
ストレスにより、交感神経が刺激され免疫系が活性化されると、白血球では顆粒球の割合が多くなる。
顆粒球は殺菌作用を持つが、増加しすぎると常在菌まで殺したり、その際に活性酸素を発生するため、逆に免疫力を下げる要因になるとされる。

ヨーガ療法では、種々の方法によりこのストレスに働きかける。

１）アーサナ（対位法）
・各関節をゆっくり意識して動かしたり、軽負荷でのアイソメトリック（等尺性）エクササイズを行うことで副交感神経を刺激する。

２）プラーナーヤーマ（調気法）
・呼吸を意識したり、ゆっくりとした呼吸を行うことで副交感神経を刺激する。

３）メディテーション（瞑想）
・心の働きを静める。
・心の働きが働きが速くなってしまう認知の過ち（過度な競争心、物質的欲求、怒り・・・）はないか？