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整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

.2015年3月に読んだ本

2015年3月に読んだ本

1)

「生きることは辛いことだよ。でも、辛いからといって絶望するんじゃない。人生というものはもともと辛いものとして与えられているけれども、それを君がどう選んで、どう乗り越えてそこに楽しみを見出していくか、 その過程にこそ意味があるのだ」

 

 

2)

 

 

3)

 

「人間は天地人三才の恩徳によって生かされている。人間は米一粒すら、自分の力では作れない。 この自覚があれば、恩徳の恩返しに、働くという人生観が生まれてくる。それが報徳である」 

「根本を論ずれば善もなく悪もない。善といって分けるから悪というものができるのだ。善悪は人間の考えからできたもので、人道上のものだ。それゆえ、人がなければ善悪はなく、人があってのちに善悪があるのだ」 

「自分が常に奪うには益がなく、譲には益がある。譲には益があって、奪うには益がない」

4)

再読。


5)

「戦争の熱狂は人間を愚劣かつ無責任に仕立て上げるようです」

「政治的、軍事的指導者の根拠なき自己過信が310万人の犠牲者を生んだ」


6)

「僕には友人と呼べる人はひとりもいない。けれど、仕事仲間ならたくさんいる。友人などほしいとも思わない。仕事仲間がいれば、それで十分だ」

「損得感情で動く自分を責めてはいけない。しょせん人間は、損得でしか動けないものだ。無償の友情とか、そんな幻想に振り回されてはいけない。そうそれば、この世界はもう少し生きやすくなる」

 

 

7)

 

 

8)

ちなみに、<子ども>のための哲学であって、子どものためのものではありません。
「哲学者なんて、自分にはすごく大事なことが分かっていないということに、ふつうの人以上に気を取られているだけの人」

「思想を持てば、思考の力はその分おとろえる。ものを考え続けるためには、すでに考えられてしまったこと(思想)をそのつど打ち捨てていかなくてはならない」

「人間は、道徳的ではないからこそ、日々、道徳的言説を吐くのだ」