popliteus mのブログ

整形外科クリニック理学療法士のひとり言。読んだ本、理学療法、サッカー観戦などとりとめなく

2016年10月に読んだ本2)

7)

「人間は苦難そのものにでなく、自分の苦難に意味がないということに苦しむ存在です」

「人生の意味ということをリアルに、つまりマテリアルに理解するためには、自分の存在を含めてどんな運命にも何の意味もないということを直視しなければならない」

 

8)

 

9)

 

10)

「人に接するとき、その人物の来歴、交友、既往の悪事などをきれいに忘れ去って談笑できる肚ごしらえの人物だけが、人を吸引できます」

「人は利害で動いているのだ。正義で動いているわけではない」

 

11)

「自我を捨てても執着を捨てても何の損もありません。初めから自我がないのです。あるのは、『自我があるという幻覚』です。幻覚が消えたところで、良くなるのであって、悪くなるはずがないのです」

「無常を発見すると、執着は自動的に消えます。幻覚の中に生きている人間に、限りのない苦しみがあります」

「生きることは、苦なのです。苦しみを味わない。不満を感じない生命はないのです」

 

12)

「『あらゆることにはまったく意味がない』という真理から一歩ま離れることなく、その真理にたえず身を焼かれ、その真理に刻々と鞭打たれながら生きることしかないのである」

「世界の真相は、ヘラクレイトスが語ったように、ただ『万物は流れる』だけなのではないか?反復は起こらず、すべてただ一度限りの微細な現象の湧き出しと消失が起こっているだけなのではないだろうか?」

 

13)